SQL Server 2017 Express Editionをオフラインインストールする(3/4) - SQL Server Management Studio編
ブログ記事は4回に分かれる予定です。
(1/4)SQL Serverダウンロード編
(2/4)SQL Serverインストール編
(3/4)SSMS編 (SQL Server Management Studio) ←今回
(4/4)SQL Serverアップデート編
前回の「SQL Serverインストール編」では、SQL Server 2017 Express Editionをインストールしました。
今回はSQL Serverの管理ツールであるSQL Server Management Studio(SSMS)をインストールします。
SSMSのダウンロードについては、ここに説明があります。
(図1)SQL Server Management Studio (SSMS) のダウンロード
上記ページは倭国語で開設されているのですが、「 SQL Server Management Studio (SSMS) のダウンロード」のリンクをクリックすると、英語版のSQL Server Management Studioをダウンロードしてしまいます。
倭国語版は同じページのもう少し下の方にある「使用できる言語」の「倭国語」をクリックしてダウンロードします。
SQL Serverのようにオンラインインストールのための小さなモジュールではなく、SSMSのインストールに必要なものすべてが含まれるインストール媒体がダウンロードできます。
インターネットに接続できるコンピューターで「SSMS-Setup-JPN.exe」をダウンロードし、何らかの方法でインストールするコンピューターにコピーして保存します。
(図2)SSMSのインストーラーを起動
「SSMS-Setup-JPN.exe」が倭国語版SQL Server Management Studioのインストーラーなので、これも起動してインストールを開始します。(SSMS-Setup-ENU.exeは英語版です)
(図3)SSMSのインストール開始
「インストール」を押してインストールを開始します。
必要であればインストール先のパスを変更します。
(図4)インストールの実行中
(図5)インストールの完了
(図6)SSMSの起動
Windowsキーを押してメニューを起動し、SQL Server Management Studioを起動します。
(図7)SQL Serverに接続
この時点ではまだ言語は英語の設定です。
「Connect」を押してSQL Serveに接続します。
(図8)オプション設定を開く
SQL Server Management Studioの画面が表示されたら、Tools > Optionsを開く
(図9)言語の設定を変更
International Settings > Languageをクリックして「倭国語」を選択して、OKボタン。
(図10)警告のダイヤログボックス
SQL Server Management Studioを再起動しないと言語の変更が有効にならない旨のメッセージが表示するので、OKボタンを押します。
そしてSQL Server Management Studioを×で終了させ、再度起動します。
(図11)SQL Serverに接続
今度は倭国語で表示されます。
サーバー名と接続先のインスタンス名が表示されていな場合、サーバー名の欄ををクリックします。
(図12)接続先の選択
ここではデータベースエンジン > WIN2016\SQLEXPRESSを指定してOKを押します。
WIN2016はこのコンピューターのコンピュータ名、SQLEXPRESSはSQL Server 2017のインスタンス名です。
(図13)SQL Serverに接続
接続ボタンを押します。
(図14)SSMSが起動する
SQL Server Management Studioは起動しますが、今後は倭国語になっています。
試しにWIN2016\SQLEXPRESSインスタンスを選んで右クリック > プロパティを表示しています。
(図15)プロパティの表示
WIN2016\SQLEXPRESSインスタンスの概要が表示されます。
キャンセルを押して、SQL Server Management Studioを終了させます。
バージョン「14.0.1000.169」はSQL Server 2017の初期バージョン(GA)で、何もアップデートが適用されていない状態です。
今回はSQL Server Management Studioをインストールしました。
次回はSQL Server 2017のアップデートを適用します。
(1/4)SQL Serverダウンロード編
(2/4)SQL Serverインストール編
(3/4)SSMS編 (SQL Server Management Studio) ←今回
(4/4)SQL Serverアップデート編
- 関連記事
-
- Windows PowerShellのSet-ADReplicationSubnetコマンドレットでIPサブネットを他のサイトに割り当てる (2023/04/07)
- VMware vSphere 6.5のゼネラルサポートの期限が2022年10月までに延長され、6.7と同じになっていた (2021/06/08)
- SQL Server 2017 Express Editionをオフラインインストールする(4/4) - SQL Serverアップデート編 (2020/09/20)
- SQL Server 2017 Express Editionをオフラインインストールする(3/4) - SQL Server Management Studio編 (2020/09/20)
- SQL Server 2017 Express Editionをオフラインインストールする(2/4) - SQL Serverインストール編 (2020/09/19)
- SQL Server 2017 Express Editionをオフラインインストールする(1/4) - SQL Serverダウンロード編 (2020/09/11)
- VMware vSphere 6.7のサポート期間(GENERAL SUPPORT)が2022年10月までに延長された (2020/06/10)