今日は生まれて初めてのMCP試験の日だった。
先週急遽受験を決めたので、それからは毎日680ページもある参考書を持ち歩いて、会社往復の電車の中などで読んでいた。
で、結局この2科目を受験することに。
試験番号:70-270
Installing, Configuring, and Administering Microsoft Windows XP Professional
(Windows XP Professionalのインストール、管理、および管理)
試験番号:70-290
Managing and Maintaining a Microsoft Windows Server 2003 Environment
(Windows Server 2003環境の管理と保守)
受験会場は御茶ノ水。今日は十分余裕のある時間に出発。
70-270の試験は10:45からだが、会場に10:00頃には着いた。
しばらくして受付が始まった。MCP受験は初めてだからちょっと緊張。
身分証明として免許証やらクレジットカードやらをかばんの中から取り出そうとして、そこで青ざめた。
無い。財布が無い。無い無い無い。。汗汗汗。。。
かばんの中には社員証はあった。
しかしそれだけではだめで、もうひとつ身分を証明できるものが必要。
だめもとで「スイカ定期券では?」と聞いてみたが、受付のお姉さんに優しく断られた。まあ、そりゃそうじゃ。
しばらく交渉の末、結局2科目めのWindows Server 2003が13時からなので、それまでに戻って来れればそれが受験可能。
13時45分までに戻って来れれば、Windows Server 2003の代わりにWindows XPが受験可能となった。
Windows Server 2003よりもWindows XPの方が試験時間が短いから、僕の席の確保している時間帯の関係上、それが限界らしい。
それから大忙し。
御茶ノ水から自宅の最寄り駅まで、駅から駅で約55分。
歩きも入れると往復でどうやっても2.5時間くらいかかりそう。
だいたいWindows Server 2003の勉強しかしていないんだら、何としてでも13時までには戻って来たいところ。
急いで引き返して電車に乗り、さっき来たばかりの路線を引き返して自宅まで戻る。
途中で嫁さんに電話やメールを送り、財布を探してもらおうとしたけどあいにく外出中だった。
自宅の最寄り駅まで引き返して駅前に停車中のタクシーに飛び乗り、片道徒歩10分の道のりを往復してもらうように頼んだ。
しかし家に着くとたまたま嫁さんが買い物から戻ったところ。
あわててタクシー代を払って財布をしっかり握り締めて、車で駅まで送ってもらった。
途中でそれはもうボロクソに怒られた。
あんたはやることすべてが中途半端だとか、人生すべてがいい加減だとか。
それはもう放送禁止になるくらい。
まあ何とか13時には少し余裕のある時間に試験会場まで戻ることが出来て、2科目目のWindows Server 2003は受験可能になった。
しかしすごいね。
会場はR-PROMETRICと言うIT関連を中心に試験を開催している専門の会社なんだけど、いつもの情報処理技術者試験とは大違い。
鉛筆消しゴムも禁止。荷物はすべてロッカーに格納。
試験は当然パソコンでやるのだが、非常に厳密で、システマチックで効率的。
あまりにもシステム化され過ぎている感は否めないが、これくらいじゃないと毎日土日も含めて全国的に、高度なIT関連の試験なんか開催できないんだろうね。
それから長い長い200分に及ぶManaging and Maintaining a Microsoft Windows Server 2003 Environmentの試験。
最近睡眠不足もあり、途中寝たり起きたりの繰り返し。
残り1分くらいで観念して、「終了」のボタンを押していざ採点。
すると出ましたよ、画面に「700点」の文字が。
そして「おめでとうございます」とも。
なになに?。700点で合格のところ、何とピッタリ700点か。
ああ、でも良かった。合格できて(^^♪
自分でも思ったのだけど、ハードウェア寄りの分野は割りといけるのだが、ユーザ管理やActive Directoryのグループポリシーなど肝心な部分がまったくわからん。
ドメインローカルグループって何よ?。
グローバルグループって何よ?。
ユニバーサルグループって何よ?。
セキュリティグループと配布グループっていったい何なのよ?。
試験番号70-290 (Managing and Maintaining a Microsoft Windows Server 2003 Environment)は、MCPのWindows Server関連では一番簡単なんだけど、それでさえ理解できていない。
とても実務では発揮できる力など皆無。
Windows Serverと資格の海への果てしない旅は、まだまだ続くのであった。
実は受験できなかった試験番号70-270 (Installing, Configuring, and Administering Microsoft Windows XP Professional)だけど、これって例のアタックキャンペーンの対象外になってしまう。
受験して不合格には2度目のチャンスがあるが、受験しなかった人には適用されない。
つまり2度目の受験は出来ず、受験料は丸々無駄になってしまった。
ああ、マネージャとその他会社の皆さん。
経費を無駄にしてしまってごめんなさい。