Windows Server 2022のパッチをWindows Updateカタログから事前にダウンロードしておきオフラインインストールする
しかしまず戸惑ったのが検索窓に入れる製品名。
「Windows Server 2022」と入れて検索してもお目当てのパッチはヒットしません。
Windows Server 2019も、Windows Server 2016も、もっと以前のOSもその名前を入れて検索するとヒットしますが、Windows Server 2022はヒットしません。
Windows UpdateカタログでWindows Server 2022用パッチを検索するためには「Windows Server 21H2」と入力するとヒットしますが、これに気付くまでにかなり時間を使ってしまいました。。。
検索例
Windows Server 21H2 2022-07 -Framework
(図1)Windows UpdateカタログでWindows Server 2022用パッチを検索した例
これはWindows Server 2022用の2022年7月の累積更新を検索しています。
そのままだと.NET Framework用の更新も出て来るので、-Frameworkを付けて除外しています。
しかし2022年7月のパッチが2つ出てきましたね。
(図2)2022/07/12付けのKB5015827
Windows Updateカタログの検索結果からタイトル部分のリンク先をクリックし、「パッケージの詳細」タブを開きます。
この2022/07/12付けのKB5015827は、7/19付けのKB5015879で置き換えられたことが分かります。
(図3)2022/07/19付けのKB5015879
同じく「パッケージの詳細」を見ると、この2022/07/19付けのKB5015879は7/12付けのKB5015827を置き換えていることが分かります。
つまり7/12付けのKB5015827は不要で、この7/19付けのKB5015879だけダウンロードすれば良いことが分かります。(「2022年7月のパッチを適用する」の観点です)
(図4)Windows Server 2022をインストールした直後のGet-HotFix
(図5)Windows Server 2022に2022/07/19付けのKB5015879をインストールした後のGet-HotFix
(表1)KB5015879適用前後のGet-HotFixの違いまとめ
Windows Server 2022インストール直後 | KB5015879のインストール後 |
KB5008882 | KB5008882 |
KB5010523 | KB5010523 |
KB5011497 | (消えた) |
---- | KB5015879 |
---- | KB5015897 |
はい、これでWindows Server 2022のパッチを事前にダウンロードしておき、後からオフラインインストールする事が出来ました。