気が付いたら磯子 - ここはどこ?、私は誰? -
計7人のおっさんで、なんと18時開始の2.5時間飲み放題コース。
そのお店は料理もおいしくビールも安いので最近結構気に入ってる。
その日はジャンジャンジャンジャン、まさに浴びるほどビールを飲みました。
ピッチャーで次々とお代わりを持ってこさせ、立ち上がって、歌ったり踊ったりしながら飲みまくってたらしい。
(少し誇張した表現かも)
いずれにしても記憶はあいまい。
時間が来てお金を集めて、お店を出ようとしたところまではなんとなく覚えてる。
しかし店を出てからの記憶がない。
二次会には行ってないから、まっすぐ駅に向かったはず。
しかし駅にたどり着いた記憶も、電車に乗った記憶もない。
次に気づいたのは電車の中。窓の外の風景にあまり見覚えがない。
「ああ、少し乗り過ごしたかな?。ここはどこだろう?。」
駅のホームの看板には、あろう事か磯子と書いてある。
「ぎゃー、磯子まで来てしまった。と言うか、どうやったらあそこから磯子までくるんだよ!!!。」
家とはまったくぜんぜん違う方角。
しかも家からかなり遠い。もう100km近いと言っても過言ではない。
しかもしかも、時はすでに深夜00:50くらい。
当然ながら東京方面に戻る電車なんかあるわけがない。
とりあえず駅を出る。
しかし、そこはやはり磯子。駅前にさえ何もない。
(写真1)深夜1時ごろの磯子駅前は真っ暗
カラオケとか、漫画喫茶とか、朝まで過ごせるところを探す。
が、何もない。本当に何もない。
あきらめて横浜方面に向かってゆっくり歩き出す
途中で何かあるだろう。
ところが何もない。
道は良くわからないが首都高速の下の広い道路だが、街灯さえまばらな真っ暗な道。
頭上の高架の高速の行き先看板は横浜・東京方面を示している。
真っ暗な、人通りも車通りも少ない道を結局関内まで歩いた。
途中で24時間営業のガストが1軒あったが、磯子を出てたいして歩いてなかったから「また次に何か店があるだろう」と思って通り過ぎてしまった。
まあ結果としてはそのガストで3時間くらい粘ればよかったわけだが、悔やんでもしょうがない。
(写真2)午前4時ごろの風景、遠くにみなとみらいが見える
まあ約3時間45分、うち1度だけバス停のベンチで45分間座って休憩したが、それ以外は3時間歩き続けた。
朝4時40分ごろ関内駅に到着。
次の電車に乗ってとりあえず家まで帰る。
最寄り駅に着いたのは6時半を過ぎている。
ああ、本当に旅だよな。
30分ばかり布団に横になり、風呂に入って、着替えて、そのままとあるお客さんに行く。
なんかまだふらふらしている感じ。
そこではVMware ESXによるサーバ仮想化のヒヤリング。
午後からの仕事まで時間があるから、お昼はゆっくり1人で焼肉食べ放題のお店へ。
午後からはまた別のお客さんでAssetVew GOLDによるIT資産管理用のサーバのセットアップ。
Windows Server 2003 R2にSQL Server 2005、AssetView GOLDのAとDのインストールの続き。
AssetViewの提供元も来てお客さんのシステム管理者向け教育も実施。
そして夕方は会社に戻ってまたまたお仕事。
ああ、調子が悪い。
もうしばらくは飲まなくてもいいや。
磯子から関内まで電車だと6.5kmで9分か10分。
酔っていたとは言え歩いて3時間はかかりすぎるよなあと思って、キョリ測。
なんと、かなり遠回りをしていた。この道のりでは12kmもあるよ。
これなら3時間も歩いた事はうなずける。
しかし疲れたよ。
飲み会が終わったのは21時よりも前なのに、気づいたら深夜1時少し前。
この4時間近くの記憶が無く、しかも気付いたら磯子。
会社から京浜東北線で間違って大宮まで行って戻ってきてそのまま磯子まで行き過ぎたとしても、それでも4時間は長すぎる。