SQL Server 2017 Express Editionをオフラインインストールする(4/4) - SQL Serverアップデート編
ブログ記事は4回に分かれています。
(1/4)SQL Serverダウンロード編
(2/4)SQL Serverインストール編
(3/4)SSMS編 (SQL Server Management Studio)
(4/4)SQL Serverアップデート編 ←今回
SQL Server 2017およびそれ以降ではサービスパックは廃止されました。
Critical Update(CU)と呼ばれる累積的な更新プログラムが定期的にリリースされるモデルになっています。
これにより最新のCUを適用するだけで最新化されます。
パッチごとに適用するしない(しているしていない)で悩むことも無くなります。
このページから各CUのダウンロード先にリンクできます。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4047329/sql-server-2017-build-versions
SQL Server 2017 ビルド バージョン
(図1)SQL Server 2017アップデートモジュールのインストール開始
ここでは「SQLServer2017-KB4557397-x64.exe」を起動してインストールを開始します。
(図2)インストールモジュールが解凍される
(図3)インストールの準備中画面
(図4)ライセンス条項に同意して次へ
(図5)そのまま次へ
(図6)Microsoft Rオープンのインストールで「承諾」して、次へ
(図7)Pythonのインストールで「承諾」して、次へ
(図8)Microsoft Machine Learning Serverコンポーネントのオフラインインストール
RとPythonのモジュールを置いた場所を指定して、次へ。
(図9)使用中のファイルの確認で次へ
(図10)更新準備完了で「更新」ボタン
(図11)インストールが開始されます
(図12)RとPythonの更新に失敗
どうしてかわからないのですが、RとPythonの更新に失敗しました。
どうしようもないので「閉じる」を押します。
(図13)SQL Server Management Studioの起動
試しにSQL Server Management Studioを起動してSQL Server 2017 Express Editionのインスタンスに接続してみます。
(図14)プロパティの表示
SQLEXPRESSインスタンスを右クリックしてプロパティを開きます。
(図15)バージョン情報の確認
SQL Server 2017 Express EditionのSQLEXPRESSインスタンスのバージョンが「14.0.3335.7」になっています。
「14.0.3335.7」はSQL Server 2017のCU21になります。
これは今日2020/9/23時点では最新のCUです。
RとPythonの更新に失敗する現象は未解決のままですが、SQL Server 2017の内部バージョンは更新されているので、今回はこれで完了とします。
インターネットに接続できない状態でSQL Server 2017をアップデートする際に、RとPythonの更新も成功させる方法を知っている人がいたら教えてくださいm(__)m
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