なんと、Twitterと連携する写真投稿サイトの老舗であるTwitpicが、2014年9月25日にサービスを終了してしまします。
私も2010年1月にTwitterを始めるようになってからごく最近まで、ずっとTwitpicを愛用してきましたが、このニュースを知ってから写真はTwitterに投稿するように変更してしまいました。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140905_665361.html
写真共有サービス「Twitpic」が9月25日に閉鎖、商標トラブルで -INTERNET Watch
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1409/05/news051.html
画像投稿アプリ「Twitpic」が9月25日にサービス終了へ Twitterとの商標問題で - ITmedia ニュース
詳しくはわからないのですが、商標の問題でサービス終了となったようです。
私の感覚では、TwitpicがTwitterと連携する写真投稿のサービスを提供していたからこそ、Twitterが楽しく、そして広く普及したのだと感じているんですが、Twitter自身が写真投稿のサービスを提供し始めたら、今度はTwitpicを締め出したような感じがしてしまいますね。
実際のところはどうだかわかりませんが。
私もTwitterを始めてから4年9か月で約1.5万をツイートし、そしてTwitpicには約2300の写真を公開しているので、念のため写真をダウンロードして保存しておこうと考えました。
そのためのフリーソフトやスクリプトが公開されているようですが、TwitterやFacebookで一番多く目にした「TwitPicDLer」を使ってみました。
↓ここからダウンロード↓
http://doutor-pg.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/20110708-twitpi.html
【20110708】 TwitPic からの画像一括ダウンロード&アップロード【TwitPicDLer】 : 2014.09.08 更新: workspace for doutor
http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20140908_665474.html
【レビュー】サービス終了に備えよう!“Twitpic”から画像をバックアップできる「TwitPicDLer」 - 窓の杜
一言でいえば、非常に簡単にまとめてダウンロードできます。
インストールも不要で、ZIPから解凍したEXEを起動して、ポチッとやるだけです。
(写真1)TwitPicDLerのまとめ
まず最初にまとめです。
ダウンロードしたZIPファイルを解凍して、TwitPicDLer.exeを起動します。
ダウンロード対象のTwitterのIDを入れて、「すべてのページから取得」にチェックを入れて「画像取得ボタン」を押して、あとはダウンロードが完了するまで待ちます。
それだけです。
私の場合、約2300枚で1時間程度でダウンロードが完了しました。
では、ここからは細かく見て行きましょう。
(写真2)TwitPicDLerのダウンロード1
前記TwitPicDLerのページを開くと、こんな画面が表示されます。
Twitpicの負荷が高い場合は気長に待つか、ダウンロード漏れがあれば2回3回とダウンロードをやり直すように注意事項が掲載されています。
(写真3)TwitPicDLerのダウンロード2
上記ページをずーっと下の方にスクロールすると、圧縮されたZIPファイルへのリンクがあります。
これをクリックしてZIPファイルを適当な場所にダウンロードします。
(写真4)TwitPicDLerの解凍1
ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。
この図の例では、Windows 7のエクスプローラーでZIPファイルを右クリックして「すべて展開」をやっています。
(写真5)TwitPicDLerの解凍2
圧縮ファイルを展開する場所を指定してOKします。
(写真6)TwitPicDLerの起動
解凍するとReadme.txtとTwitPicDLer.exeの2つのファイルが現れます。
TwitPicDLer.exeをダブルクリックして起動します。
(写真7)TwitPicDLerでダウンロードの実行
ダウンロードする対象のTwitterのIDを「ユーザID」の欄に入れます。
「すべてのページから取得(時間が掛かります)」にチェックを入れて、「画像取得」ボタンを押します。
後は気長に待つだけです。
(写真8)ダウンロードの開始
TwitPicDLer.exeの保存されている場所の下にimagesフォルダが作成されます。
imagesフォルダの下にユーザIDのフォルダが作成され、画像はその中にダウンロードされます。
(写真9)CPU使用率とメモリ使用量は低負荷
ダウンロード実行中も非常に低負荷です。
今回はWindows 8.1 Hyper-V上のWindows 7仮想マシンで実行しています。
仮想マシンは1vCPU、メモリ1GBですが、CPU使用率は0%~3%程度、メモリ使用量は終始8.6MBでした。
(写真10)応答なしになっても待ちましょう
途中でTwitPicDLerが何度も「応答なし」になりますが、気にせず待ちましょう。
(写真11)写真がどんどんダウンロードされます
待っていれば写真がどんどんダウンロードされます。
(写真12)ダウンロード完了
ダイアログボックスがポップアップし、写真のダウンロードが完了します。
(写真13)ダウンロードした写真いろいろ
今回は2364枚の写真がダウンロードされました。
(写真14)ダウンロードしたフォルダのプロパティ
今回は2364枚で約172MBでした。平均で1枚72KBですね。
(写真15)ファイル名の確認1
ダウンロードしたファイル名が、Twitpic上のファイル名と同じがどうかを確認します。
今回は抜き打ちで「9zfv1s.jpg」にしてみます。
(写真16)ファイル名の確認2
ブラウザのアドレスバーに「
http://twitpic.com/9zfv1s」と打ち込んでみると、ダウンロードしたファイルと同じ画像が表示されました。
TwitpicのURLと同じファイル名にはなっているようです。
(写真17)ファイル名の確認3
FirefoxでTwitpicのサイトの写真を右クリックし、「画像の情報を表示」をやってみると、この写真のURLは以下の通りでした。
https://d3j5vwomefv46c.cloudfront.net/photos/large/603722224.jpgうーん、そもそもTwitpicの短いURLと、画像ファイルの名前には関連性がないですね。
(写真18)正しくダウンロードできていないファイル
Windows 7のエクスプローラーに「大きさ」の列を表示させてみました。
するとそこには画像のピクセル数が表示されるのですが、一部の画像ファイルでは空欄になっています。
これらのファイルは画像ビューアで開いても、ファイルが破損していて正しく表示できませんでした。
そのためこれらを削除して、再度TwitPicDLerで画像の取得を行うと、一部のファイルは正しくダウンロードできました。
(写真19)正しく表示できない画像の例
何度かダウンロードし直してもエクスプローラーで大きさが表示されないファイルがあります。
試しにdn9d6o.jpgを確認するために
http://twitpic.com/dn9d6oを開いてみましたが、やはり画像が表示されません。
これは覚えがあるんですが、この時は何故かTwitpicに正常に写真が投稿できず、何度か投稿をやり直しました。
だからTwitPicDLerでダウンロードできないのではなく、ダウンロードすべきファイルが存在しないわけだから、どうしようもないですね。
このTwitPicDLerですが、良く出来ています。
ダウンロードして、ZIPを解凍して、exeを実行して、TwitterのIDを入れて、取得ボタンをポチッと押すだけです。
@doutorさん、素敵なソフトをありがとう!!
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