Windows Server 2016でInternet Explorer 11にAdobe Flash Playerをインストールして有効にするには、以下のコマンドを実行してOSを再起動すればOKでした。
管理者: C:\Windows\system32\cmd.exe |
C:\>dism /online /add-package /packagepath:"C:\Windows\servicing\Packages\Adobe-Flash-For-Windows-Package~31bf3856ad364e35~amd64~~10.0.14393.0.mum"
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コマンド(途中で改行無しの1行)
dism /online /add-package /packagepath:"C:\Windows\servicing\Packages\Adobe-Flash-For-Windows-Package~31bf3856ad364e35~amd64~~10.0.14393.0.mum"
詳しくはマイクロソフトのサポートチームのブログに書いてあります。
リモートデスクトップセッションホストにすると、RDS-CALを要求されたりするので、サーバー管理者がFlash Playeyを使用するだけなら、このコマンドで機能を追加する事をお勧めします。
https://blogs.technet.microsoft.com/askcorejp/2017/05/30/windows-server-2016_adobe_flash_supplementary/
Windows Server 2016 及び Windows Storage Server 2016 での Adobe Flash のご利用について (補足) | Ask CORE
Windows Server 2016では、Flash Playerはリモートデスクトップサービスの一部になっているんですね。知りませんでした。
「サーバーの管理者はFlash Playerなんか使うはずがない(使うべきではない)。Flash Playerは、リモートデスクトップサービスを利用するエンドユーザーが使用するんだろう」ってことでしょうか。
Flashは終息する技術なので、出来るだけ使用しない、使用しにくいようにすることに異論はないのですが、リモートデスクトップサービスの一部になっているというのは、ちょっとピンと来ません。
実際には
VMware vCenter Serverに接続するための
vSphere Web Clientなど、サーバー管理者でもFlash Playerは使わざるを得ない場面はあります。(今回はまさにそれでした)
Flash Playerが組み込まれた管理者用PCを用意するのが正しいのかもしれませんが、現実的には様々な制約から管理サーバー1台で全部やらなければならない事がよくあります。
[図1]
Windows Server 2016 バージョン1706のIE11で試しました
[図2]IEの設定でアドオンの管理を見てみます
[図3]最初は何もアドオンが組み込まれていません
[図4]dism /online /add-package~コマンドを実行
これでAdobe Flash Playerの機能が組み込まれます。
[図5]インストールしたらOSを再起動
[図6]Flash Playerが動作するようになった
[図7]IEの設定でアドオンの管理をもう一度見てみる
Flash Playerが必要なサイトに接続中にIE11のアドオンの管理を開くと、Shockwave Flash Objectが表示されます。
Flash Player 22と少々古いですが、まあいいでしょう。
こんな感じで
Windows Server 2016のIE11に、Adobe Flash Playerをインストールすることが出来ました。
ネットワークが接続できない状態でインストールして確認したので、インターネットに接続できない状況でも大丈夫なはずです。
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ジャンル : コンピュータ