VMware ESX 4.0ストレージ領域に割り当てるLUNサイズは2TB未満に

引き続きVMware ESX 4.0 Update 1の話です。

VMware ESXで利用可能なストレージ領域って言うんでしょうか、VMFSパーティションて言うんでしょうか、要するにWindowsと同様に1パーティションは2TBまでって制限は有名です。
私だって知っていますし、ESX 3.5の頃に2TB以下のパーティションにエクステントを追加してして2TB超のVMFSボリュームを作成したこともあります。
Storageって言葉があいまいで間違いやすいので、ここではESXのVMFSの部分をストレージと呼びます。
ハードディスクの方はディスクアレイ装置と呼びましょう。


ではディスクアレイ装置のLUNサイズが4TBの場合、2TBのVMFSパーティションが2つ確保できるのかな?。
いや、LUNサイズが2TBまでの制限なのかな?。
その辺はあいまいなのでやってみました。

ESXホストは内蔵SAS 10000rpm 146GB×2本 RAID1です。
FC接続のディスクアレイ装置は、SAS 15000rpm 450GB×10本 RAID6です。(8D+PQ)
これが1つのRAID、つまりプールとなり、OSから見える論理的なサイズは、ほぼ3TBです。


(写真1)ディスクアレイ装置に確保した2TBのLUN
ディスクアレイ装置に確保した2TBのLUN
まずディスクアレイ装置の管理画面で、2TBのLUNを確保します。
1024×1024×2で、2097152MBぴったりです。

(写真2)ディスクアレイ装置に確保した1TBのLUN
ディスクアレイ装置に確保した1TBのLUN
次にディスクアレイ装置の管理画面で、1TBのLUNを確保します。
1024×1024×1で、1048576MBぴったりです。

(写真3)vSphere Clientで見たESXのデータストア
vSphere Clientで見たESXのデータストア
内蔵RAID1の134GBがStorage1です。
ディスクアレイ装置の1TBのLUNをStorage2として割り当てます。
ここまでは問題ありません。
次に右上のストレージの追加のリンクをクリックします。

(写真4)ストレージタイプの選択
ストレージタイプの選択
ストレージタイプで「ディスク/LUN」を選択します。

(写真5)ディスクまたはLUNの選択
ディスクまたはLUNの選択
この画面には確かに2.00TBのLUNが表示されています。
一安心して次に進みます。

(写真6)ホスト構成中のエラー
ホスト構成中のエラー
現在のディスクレイアウトで、無情にもこんなエラーが発生します。
ホスト構成中のエラー:Failed to get disk partition information
しかも背面には「ハードディスクが空です。」と出ているではないか。
いやいや、2TBもの広大な空き領域がそこに存在しているのに。

(写真7)プロパティでデータストア名を入力
プロパティでデータストア名を入力
それでも手順は次のステップに進みます。
プロパティ画面で、データストア名を入力して次へ。

(写真8)フォーマットができません
フォーマットができません
フォーマット画面でこんなエラーが表示されました。
オブジェクト参照がオブジェクト インスタンスに設定されていません。


これ以上はどうやっても先に進みませんでした。

WindowsではLUNが2TBを超える場合、そのLUNの先頭から2TBずつパーティションを確保できます。
しかしVMware ESXでは、ディスクアレイ装置のLUNサイズが2TBだと、パーティションを確保することができませんでした。
結局今回は1.5TBのVMFSボリュームを2つで利用することにしました。

この辺はホワイトペーパーの「VMware vSphere 4の新機能ストレージ」にそれらしいことが書いてあります。
はっきり断言されているわけではありませんが、7/11ページに「LUNあたり最大2TBまで」と記載されています。


http://info.vmware.com/content/apac_jp_cp10q1vsph_wp_lp?src=web_10Q1_VMW_VSP-JPpx&ossrc=web_10Q1_VMW_VSP-JPpx
・VMware vSphere ホワイトペーパーキット 2010年2月版

vCenter Server 4.0で使用するポート番号

VMware vCenter Server 4.0 Update 1をインストールしました。
そのときに既に他のアプリケーションで使用されているポート番号があり、警告が出ました。
某コンピュータメーカのハードウェア監視ツールが使用していた8080番と競合したためです。

インストール時に使用するポート番号を表示したり、重なった場合に警告表示してくれ、しかもその場でポート番号を変更してインストールできるアプリケーションは珍しいし、インストールを担当する立場としては非常にありがたい機能です。
アプリケーションが使用するポート番号なんて、何百ページものマニュアルから探し出さなければならないことも多く、インストール途中に出てきてくれると助かります。

(写真1)vCenter Serverインストール時に表示される使用ポート番号
vCenter Serverインストール時に表示される使用ポート番号

これは変更前のvCenter Serverで使用するポート番号の規定値です。
・HTTPSポート 443
・HTTPポート 80
・ハートビートポート(UDP) 902
・WebサービスHTTPポート 8080
・WebサービスHTTPSポート 8443
・LDAPポート 389
・SSLポート 636

7個も使うのか。結構多いな。
ぱっと見ても他のアプリケーションと重なりそうなポート番号が多いし。

他のアプリケーションを先にインストールし、できるだけ後からvCenter Serverをインストールするようにしたら重なったかどうかわかりやすいし、その場でvCenter Serverで使用するポート番号の変更も簡単にできます。


が、しかし。
ARCserve Backup r12.5のAgent for Virtual Machinesでは、ARCserveからvCenter Serverへの接続は、vCenter Serverの標準のポート番号(http 80、http 443)のみしか利用できないなどの制約もあります。
それはまた次の機会に書きます。

VMware ESX 4.0のVCBによるバックアップでゲストOS内のプリコマンド・ポストコマンドを実行させる

VCB (VMware Consolidated Backup)による仮想マシンバックアップのとき、ゲストOS内でプリコマンド・ポストコマンドを実行することができます。
このゲストOS内でのプリコマンド・ポストコマンドの実行はVMware Toolsを通じて処理されるため、VMware ESX上で正式にサポートされたゲストOSであり、適切なVMware Toolsが提供され、それをゲストOS内にインストールしている必要があります。

仮想マシンをシャットダウンしてからバックアップするのが一番いいのですが、少しでもサービス停止時間を短縮したいとか、ホスト側から仮想マシンのシャットダウンや起動のスクリプトを作りこむのが複雑だとかの理由により、ゲストOS内で特定のサービスを停止してバックアップする方法はとても有効だと思います。

処理の流れはこうなります
・VCBでバックアップの開始を宣言
・ゲストOS内でプリコマンドの実行
・仮想マシンのスナップショットを作成
・ゲストOS内でポストコマンドを実行
・スナップショットされた仮想マシンをVCBプロキシサーバのマウントポイントにエクスポート
・仮想マシンをバックアップ(ここはバックアップソフトで)
・バックアップ終了
・VCBでバックアップの終了を宣言
・スナップショットされていた仮想マシンと差分ファイルが合成されて通常の運用に戻る

まあこれは私の想像みたいなもんなので、多少の違いがあるかもしれませんが。
実際に現在構築中の環境で試してみました。

仮想化ホスト環境
VMware ESX 4.0 Update 1

仮想マシン環境
・ゲストOSはWindows Server 2008 Standard SP2 (32ビット)
・仮想ディスクは1つ (シンプロビジョニング50GB中7.6GB使用済み)

管理サーバ兼VCBプロキシサーバ兼バックアップサーバ環境
・Windows Server 2008 Standard SP2 (32ビット)
・VMware vCenter Server 4.0 Update 1
・VMware Consolidated Backup 1.5 Update 1
・ARCserve Backup r12.5 (本体)
・ARCserve Backup r12.5 Agent for Virtual Machines


ゲストOS内のプリコマンド・ポストコマンドは、特定の場所に特定のルールでバッチファイルを用意することで自動的に実行されます。
そのルールはVMware ESXのバージョンによって大きく変わっています。

VMware ESX 3.5 Update 1およびそれ以前
プリコマンド(Pre-freeze)
C:\Windows\pre-freeze-script.bat

ポストコマンド(Post-thaw)
C:\Windows\post-thaw-script.bat

VMware ESX 3.5 Update 2およびそれ以降
プリコマンド(Pre-freeze)、ポストコマンド(Post-thaw)共通
C:\Program Files\VMware\VMware Tools\backupScripts.d フォルダ内のスクリプト

プリコマンドの場合、第1引数としてfreezeが渡される。
backupScripts.dフォルダ内のスクリプトはアルファベットの昇順に実行される。

ポストコマンドの場合、第1引数としてthawが渡される。
backupScripts.dフォルダ内のスクリプトはアルファベットの降順に実行される。



VMware ESX 3.5 Update 1およびそれ以前はわかりやすい。
特定のフルパスで指定されたバッチファイルだから迷わない。

しかしVMware ESX 3.5 Update 2およびそれ以降は、ちょっとはわかりにくい。
プリコマンドの場合はbackupScripts.dフォルダ内のスクリプトがアルファベットの昇順に、ポストコマンドの場合はアルファベットの降順に実行される。
プリコマンドの場合は引数としてfreezeが、ポストコマンドの場合はthawが渡される。
わかってしまえばどうって事無いけど、実際にやってみて試行錯誤して、この意味がわかりました。

スクリプトの例
@echo off
color 3f
title バックアップ前ジョブ後ジョブテストバッチ

set LOGFILENAME="C:\Program Files\VMware\VMware Tools\backupScripts.d\BackupScript.log"
echo %date% %time% 第1引数は%1です >>%LOGFILENAME%
echo %1 >Temp.txt

rem 第1引数によって、前ジョブと後ジョブを分岐させる。
:PRE01
FIND /I "freeze" Temp.txt
IF ERRORLEVEL 1 GOTO POST01
SET %ERRORLEVEL%=0

echo %date% %time% バックアップ前ジョブ実行 >>%LOGFILENAME%
net stop  "Windows Update" >>%LOGFILENAME%
GOTO JOBEND

:POST01
FIND /I "thaw" Temp.txt
IF ERRORLEVEL 1 GOTO JOBEND
SET %ERRORLEVEL%=0

echo %date% %time% バックアップ後ジョブ実行 >>%LOGFILENAME%
net start "Windows Update" >>%LOGFILENAME%

:JOBEND
del Temp.txt /q
echo %date% %time% ERRORLEVELは%errorlevel% >>%LOGFILENAME%
echo -------------------------------------- >>%LOGFILENAME%



リダイレクトで出力するログファイルは、変数%LOGFILENAME%で指定しています。
このスクリプトを実行するカレントパスが良くわからないので、ログファイルの出力先はフルパス指定が無難です。
フルパスで指定しないと%systemroot%\system32フォルダに出力されてしまったと思います。
(良くあることですが)

VCBからこのバッチファイルが自動実行されるとき、プリコマンド・ポストコマンドでそれぞれfreezeとかthawとかの引数が渡されます。
FINDコマンドでは%1を直接文字列検索できなかったので、第1引数をTemp.txtにリダイレクトして、そのTemp.txtをFINDで検索しました。

このサンプルスクリプトで停止・開始するサービスは何でも言いのですが、今回は一番害が無さそうなWindows Updateを選んでみました。
実際には運用環境に応じてOracle Databaseなり、AD DSなりのサービス停止・開始を行うようにします。(マイクロソフトはActive Directoryの復元にはシステム状態のリストアのみをサポートしますが)


スクリプトを実行したログファイルの例

2010/03/26  3:45:39.58 第1引数は"freeze"です
2010/03/26  3:45:39.60 バックアップ前ジョブ実行
Windows Update サービスを停止中です.
Windows Update サービスは正常に停止されました。

2010/03/26  3:45:42.21 ERRORLEVELは0
--------------------------------------
2010/03/26  3:46:20.15 第1引数は"thaw"です
2010/03/26  3:46:20.16 バックアップ後ジョブ実行
Windows Update サービスを開始します.
Windows Update サービスは正常に開始されました。

2010/03/26  3:46:22.16 ERRORLEVELは0
--------------------------------------



プリコマンド実行時には第1引数としてfreezeが、ポストコマンド実行時には第1引数としてthawが渡されていることがわかります。
ブイエムウェア社の仮想マシンバックアップガイドには、ポストコマンド実行時の引数は「thawまたはfreezeFail」が渡されるとありますが、プリコマンドに失敗してポストコマンドにfreezeFailが渡されるところまでは確認していません。

この例では3:45:42にプリコマンドが終わり、3:46:20にポストコマンドが実行されています。
その間、約38秒ですが、つまりこの間にスナップショットが作成されたことになります。

vcbMounterコマンドでも試しましたが、ARCserve Backup 12.5とAgent for Virtual Machinesの組み合わせからバックアップしたした場合でもプリコマンドとポストコマンドの実行は確認できました。


納期に間に合わないかもしれないプレッシャーの中でこれを試すのは、結構疲れました。

ARCserve Backup 12.5と一緒にインストールされるコンポーネント

ARCserve Backup 12.5と一緒にインストールされるコンポーネントのメモ。
OSはWindows Server 2008 SP2 (32ビット)です。

(写真1)ARCserve Backup 12.5と一緒にインストールされるコンポーネント
ARCserve Backup 12.5と一緒にインストールされるコンポーネント

・Microsoft SQL Server 2005 Express Edition
・Microsoft .NET Framework 3.5 SP1
・Microsoft XML Core Services (MSXML)
・JRE 1.4.2.16 (Java Runtime Environment)

SQL Server 2005 Express Editionのサービスパックは未確認。
たぶんSP3だと思うけど。

SQL Server 2005 Express Editionと共にSQL Server 2005 Reporting Servicesも一緒にインストールされたと思う。たぶん。
SQL Server 2005 Reporting Servicesのシステム要件としてこれらが必要なため、結局インストールされている。たぶん。
・ASE.NET
・IIS WWW

IISのコンポーネントがインストールされたことに気づかなかったため、先にインストールしていたVMware vCenter Serverとポート80番が重なってしまい、vCenter Serverのサービス(VMware VirtualCenter Serverサービス)が起動しなくなってえらい目にあった。
知らないうちに何かインストールされるのは困る。
しかも80番なんて超メジャーなポート番号をみんなで使おうとしているし。

Firefox 3.6.1は空き番

3月21日付の日記でFirefox 3.6.2のリリースをお知らせした。
しかし今まで3.6で、3.6.1リリースの通知は無く、3.6.2がリリースされたように思った。
さて、その真相は。。。


http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20100323_356318.html
・窓の杜 - 【NEWS】任意のコードが実行可能になる危険な脆弱性を修正した「Firefox」v3.6.2が公開


窓の杜の記事にも書いてあるが、レンダリングエンジンGecko v1.9.2.2とバージョン番号を合わせるため、Firefox v3.6.1は空き番で、v3.6の次がv3.6.2となったようだ。

へえ、そんなことがあるんだね。
しかし3.6.1が欠番だとわかってすっきりしたよ。

昨日は豊洲ららぽーととお台場をぷらぷら

昨日、3月21日(日)は豊洲ららぽーと、お台場をぷらぷらしました。
前日の20(土)は会社で休日出勤。
夜遅く帰るつもりが、仕事がなかなかはかどらず、結局21(日)の昼まで徹夜となった。

21(日)は娘と仲の良いお友達の2人をお台場の東京ジョイポリスに連れて行ってやるはずだったけど、僕は家に帰れなかったため、嫁さんが車を運転して2人をお台場まで連れてきた。
で、その2人はジョイポリスに11時前には入り、あとは2人で心置きなく好きなだけ遊んでくれ。

そして嫁さんはさらに車で僕の会社まで迎えに来てくれることになった。
お台場と会社は結構近いんだね。
13時ごろに嫁さんと合流し、それから豊洲ららぽーとへ。

(写真1)2010/3/21 13:42 豊洲ららぽーとの中庭から桟橋方面
2010/3/21 13:42 豊洲ららぽーとの中庭から桟橋方面
別に何か予定があったわけではないが、子供たちを迎えに行くのは18時ごろの予定だから、まだ5時間から6時間くらいは時間をつぶさなければならない。
それで行ったことがないから、まずはすぐ近くの豊洲ららぽーとへ。
ららぽーとができてから豊洲の駅周辺もきれいになったもんだね、と感心しながらららぽーとに入る。

(写真2)2010/3/21 13:43 豊洲ららぽーとの中庭
2010/3/21 13:43 豊洲ららぽーとの中庭
豊洲ららぽーとは、さすがに新しいだけあって店内はきれいだわ。
中庭から海が見える、って言うか目の前に桟橋があるのには驚き。
ここからお台場方面に行く船も出ているらしい。
天気がいいので中庭のオープンエアなお店にも人がたくさんいる。

(写真3)2010/3/21 14:07 豊洲ららぽーとのフードコートで昼ごはん
2010/3/21 14:07 豊洲ららぽーとのフードコートで昼ごはん
20(土)は天気も良くて気温も高く、どこに行っても人が多い。
しかもお昼時とあって飲食店は軒並み並んで待っている。
フードコートなら2人なら何とか席が空いているので入ってみる。

僕はタイ料理のパッシーユ。(写真手前)
本来はあまり辛くないのだが、調子に乗って唐辛子を振りすぎて激辛に。
嫁さんはキーマカレー。
どちらも980円とか950円とか、フードコートにしてはえらく高価。
味はおいしいんだけど価格にうるさいnorimaki2000さんとしては、ちょっと残念。

(写真4)2010/3/21 14:24 豊洲ららぽーとのフードコートのシステム
2010/3/21 14:24 豊洲ららぽーとのフードコートのシステム
フードコート入り口に係りのお兄さんが立っていて、入るときに1人1枚のオーダーカードと、グループで1つの「この座席は使ってますよ」の札をもらう。
フードコート内ではこのオーダーカードで自由に注文し、店を出るときにまとめて精算する。
注文するたびに現金で会計していると、お客さんが並んでしまうからね。
別に立派な仕組みではなく、オーダーカードのバーコードで課金しているだけ。

食べ終わって店を出るときは食器などはそのまま置いておけば片付けてくれる。
しかしオーダーカードと「Reservedの札」の両方を持ってレジに行くところが徹底しておらず、多くのお客さんがReservedの札を席に残したままで、食器を片付ける店員は、そこが食べ終わったのかまだ途中なのか判断に迷う場面が何度か見られた。

(写真5)2010/3/21 14:25 豊洲ららぽーとのフードコート店内
2010/3/21 14:25 豊洲ららぽーとのフードコート店内
フードコート内はもっと広いのだが、写真ではこんな感じになってしまう。
目の前のお店がタイ料理屋で、僕の食べたパッシーユの看板が立てかけてある。

昼ごはんを食べた後はららぽーと店内をぷらぷら歩く。
しかし足が悪い嫁さんには、当ても無く歩くのはつらいらしい。
しかたないので、スターバックスに並んで入る。
嫁さんはハニーオレンジフラペチーノ、僕はいつものスターバックスラテ。
その後もららぽーと店内、それから付近のイオンショッピングセンターなどでひたすら時間をつぶす。

それなら映画でも見に行こうと言ったのだが、嫁さんはそっけなく「今は面白いのが無い」で却下されてしまった。
それでひたすら時間をつぶして約束の18時になるまで待ち続けました。

(写真6)2010/3/21 19:12 お台場の中心街、アクアシティ付近
2010/3/21 19:12 お台場の中心街、アクアシティ付近
そろそろ子供たちのジョイポリスも終わりに近づくので、お台場に移動。
アクアシティ付近の邪魔にならない場所に駐車して子供からの連絡を待つ。
18時と言っても時間通りに終わる分けないのは先刻ご承知です。
しかし19時になっても連絡が無いので待ちくたびれて、アクアシティ横のベランダで写真を何枚か撮る事にした。
正面右側にアクアシティお台場、その右側がデックス東京ビーチで、デックス東京ビーチ内に東京ジョンポリスがあり、道路を挟んで向かい側がフジテレビ。(でいいのかな?)

(写真7)2010/3/21 19:13 お台場のアクアシティ横のベランダから東京タワー方面
2010/3/21 19:13 お台場のアクアシティ横のベランダから東京タワー方面
国道357号線の上を渡る横断歩道橋、と言うかこれはベランダですね。
ベランダの正面に東京タワーが見えたので写真を撮ってみる。
すっかり暗くなったので手持ちではブレまくり。
僕はお目当ての被写体は中央にアップで撮るのがポリシーなんだけど、今回はベランダの広がりと、ベランダ上の街灯の幾何学的な並びが面白いので、引いた写真にしてみた。
高感度モードでISO3200相当、このおかげで露出時間1/15秒と手振れ軽減しているが、その分画質が落ちているのはしかたない。
と言ってもこの程度のサイズでは画質がどうこう言うほどでもないけど。

(写真8)2010/3/21 19:22 お台場のアクアシティ横のベランダから自由の女神、東京タワー、レインボーブリッジ
2010/3/21 19:22 お台場のアクアシティ横のベランダから自由の女神、東京タワー、レインボーブリッジ
そのあとはアクアシティ入り口付近まで行ってさらに写真を撮る。
この辺だと写真を撮っている人が多数いるのでまったく違和感無し。
自由の女神と東京タワーとレインボーブリッジの3つの被写体を1つの絵にまとめるため、ベランダを左の端から右の端まで歩いてさまざまな構図で撮ってみる。
今回は3つの被写体が中央に寄って、遠近感が出ている写真にしてみた。


こんな写真を何十枚も撮っていると、やっと娘から「終わった」と連絡があった。
待ち合わせ場所はジョイポリスを出て、1Fの357号線沿いのサンクス前にしていたが、案の定娘は道に迷ってなかなか出会えない。
娘とお友達にめぐり合ったのは既に19時半を過ぎている。
18時のはずだったのに、まあこんなもんか。

昼間は暑いくらいだったが、この時間帯はもう寒い。
車に乗ってお台場を後にして家に向かう。
途中のサイゼリヤでみんなでご飯を食べて家に着いたのはもう22時。
お友達は21(土)の夜からうちに泊まりに来ていたので、荷物をまとめ、その子の家に車で送っていく。
と言ってもその子の家はうちから車で30秒なんだけど、22時過ぎに歩いて帰らせるわけには行かないし、かなり寒かったので車にしました。

Firefox 3.6.2がリリースされた

Firefox 3.6.2ベータ版のリリースです。
3月19日にFirefox 3.6正式版に対し、3.6.2ベータが通知されました。

(写真1)Firefox 3.6.2ベータ版の更新が通知された
Firefox 3.6.2ベータ版の更新が通知された

(写真2)Firefox 3.6.2ベータ版のバージョン情報
Firefox 3.6.2ベータ版のバージョン情報

Firefox 3.6.2のWhats NewとRelease Notes


http://www.mozilla.com/en-US/firefox/3.6.2/whatsnew/
・Thanks for helping us beta test Firefox 3.6.2!
http://www.mozilla.com/en-US/firefox/3.6.2/releasenotes/
・Mozilla Firefox 3.6.2 Beta Release Notes


しかしFirefox 3.6正式版の次って、3.6.1のリリースには気づかなかったけど、出たのかな?。
上記の3.6.2 Whats NewやRelease NotesのURLに含まれる文字列3.6.2を、手で3.6.1と打ち直しても、ページが見つからない。

ではFirefox 3.6.2までの軌跡。
----------------------------------------------
・Firefox 3.6.2 Beta; ja; rv:1.9.2.2 Gecko/20100316 Firefox/3.6.2
・Firefox 3.6 RC 2 ; ja; rv:1.9.2 Gecko/20100115 Firefox/3.6 (Firefox 3.6正式版と同じ)
・Firefox 3.6 RC 1 ; ja; rv:1.9.2 Gecko/20100105 Firefox/3.6b2
・Firefox 3.6 beta 5 ; ja; rv:1.9.2b5 Gecko/20091204 Firefox/3.6b2
・Firefox 3.6 beta 4 ; ja; rv:1.9.2b4 Gecko/20091124 Firefox/3.6b2
・Firefox 3.6 beta 3 ; ja; rv:1.9.2b3 Gecko/20091115 Firefox/3.6b3
・Firefox 3.6 beta 2 ; ja; rv:1.9.2b2 Gecko/20091108 Firefox/3.6b2
・Firefox 3.6 beta 1 ; ja; rv:1.9.2b1 Gecko/20091029 Firefox/3.6b1
----------------------------------------------
・Firefox 3.5.7 : ja; rv:1.9.1.7 Gecko/20091221 Firefox/3.5.7
・Firefox 3.5.6 ; ja; rv:1.9.1.6 Gecko/20091201 Firefox/3.5.6
・Firefox 3.5.5 ; ja; rv:1.9.1.5 Gecko/20091102 Firefox/3.5.5
・Firefox 3.5.4 ; ja; rv:1.9.1.4 Gecko/20091007 Firefox/3.5.4
・Firefox 3.5.3 ; ja; rv:1.9.1.3 Gecko/20090824 Firefox/3.5.3
・Firefox 3.5.2 ; ja; rv:1.9.1.2 Gecko/20090729 Firefox/3.5.2
・Firefox 3.5.1 ; ja; rv:1.9.1.1 Gecko/20090715 Firefox/3.5.1
・Firefox 3.5 RC3 ; ja; rv:1.9.1 Gecko/20090624 Firefox/3.5 (Firefox 3.5正式版と同じ)
・Firefox 3.5 RC2 ; ja; rv:1.9.1 Gecko/20090616 Firefox/3.5
・Firefox 3.5 RC1 ; ja; rv:1.9.1 Gecko/20090615 Firefox/3.5
・Firefox 3.5 Preview ; ja; rv:1.9.1b99 Gecko/20090605 Firefox/3.5b99
・Firefox 3.5 beta 4 ; ja; rv:1.9.1b4 Gecko/20090423 Firefox/3.5b4
----------------------------------------------
・Firefox 3.1 beta 3 ; ja; rv:1.9.1b3 Gecko/20090305 Firefox/3.1b3
・Firefox 3.1 beta 2 ; ja; rv:1.9.1.b2 Gecko/20081201 Firefox/3.1b2
・Firefox 3.1 beta 1 ; ja; rv:1.9.1b1 Gecko/20081007 Firefox/3.1b1

Windows 7のWindows XP ModeがCPUの仮想化支援機能無しでも動作可能に

一部の人には朗報です。

Windows 7 Professional以上に無料で提供されているWindows XP Modeですが、ハードウェアの要件としてIntel VTやAMD-Vなど、CPUの仮想化支援機能が必須でした。
この制限が緩和され、仮想化支援機能が無くても動作するようになるらしい。


http://enterprise.watch.impress.co.jp/docs/news/20100319_355738.html
・XP Modeのハード要件緩和など、米Microsoftが仮想デスクトップ分野を強化 - Enterprise Watch
http://windowsteamblog.com/blogs/windows7/archive/2010/03/18/windows-xp-mode-now-accessible-to-more-pcs.aspx
・Windows XP Mode now accessible to more PCs - Windows 7 Team Blog


ソニーVAIOシリーズの一部など、CPUは仮想化支援機能付きなのにBIOSでそれを無効化して、有効にするための設定項目が提供されない機種の利用者や、インテルCPUで新しいけど下位モデルでIntel VT無し機種でXP Modeを試してみたい人などには朗報です。

私の場合、自宅のPCは全部古いので、すべて仮想化支援機能無し。
会社PCも評価用にレンタルしている1台のみIntel VT有り、他のパソコンは全部Intel VT無し。

インテルがサーバ向け最新CPU Xeon 5600番台を出荷

またまたIntelからサーバ向け最新CPUが出荷されました。
Xeon 5600番台は6コアとハイパースレッディングによる、さらに高い性能と低消費電力が売りです。


http://www.computerworld.jp/topics/mp/176989.html
・インテル、32nmプロセスの新プロセッサ「Xeon 5600番台」を発表 : CPUプラットフォーム - Computerworld.jp
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/03/17/057/index.html
・Intel、32nmプロセス採用サーバ向けプロセッサ「Xeon 5600番台」を発表 | エンタープライズ | マイコミジャーナル


今までのXeon 5500番台は45nmプロセスルールのNehalemアーキテクチャ。
今度のXeon 5600番台は32nmプロセスルールのWestmereアーキテクチャだそうです。
通常のサーバ向けだけではなく、低電圧版や組み込み機器向けなどの幅広いラインナップです。

前回の5500番台でも従来比で大幅な性能アップと低消費電力を両立し、仮想化基盤としての地位を確固たるものにしたが、今回の5600番台ではさらに60%増しの性能アップなどと言われているらしい。

2CPUの一般的なサーバで12コア24スレッド。
低負荷の仮想マシンなら、それこそ何台でも実行できるんだろうな。
最新CPUを搭載したサーバも各社からぼちぼち出ているみたいです。

マイクロソフトは品川にオフィスを統合

マイクロソフトは都内7ヵ所の拠点のうち5ヶ所を統合し、品川に本社を移転するそうです。
2011年2月からの予定。


http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3828
・東京都内のオフィス統合と本社オフィス移転について
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100317_355197.html
・【PC Watch】 マイクロソフト、本社オフィスを品川に移転 ~新宿本社、代田橋、赤坂、初台、霞が関を統合


たまにセミナーで新宿に行くのが、気分転換もあり楽しみだった。
品川だと私もその周辺を活動拠点の一部になっているので、場所的にはあまり変化がないな。
でもまた1年後、何かの機会に行ってみたい。


品川には約2500人が入居すると言うことだから、結構大所帯。
移転の理由のひとつに「従業員にとってもより働きやすい職場環境の構築」が掲げられているのが素晴らしい。
うちの会社だったら業務の効率化とか、低コスト化とか、そんなのばっかし。

田舎の今治に来ています2

3月13日(土)-14日(日)の2日間で今治に行ってきました。

一夜明けて14(日)の朝、庭に咲いている花の写真を撮ってみた。

(写真1)木蓮の花
木蓮の花
モクレンという木の花です。
花の命は短いと言いますが、父曰く5日から一週間程度で散ってしまうそうです。
私が行ったときはたまたまもくれんの花が満開でした。

(写真2)桜の花
桜の花
なんとこの時期に桜の花はほぼ散ってしまっていました。
ニュースでも桜の開花宣言が史上2番目の早さだったとか。
今年の桜は早く咲くようです。

(写真3)田舎の家の庭
田舎の家の庭
本邦初公開、今治の両親が住む家の庭の写真です。写真右の2人は私の両親です。
今から40年少々前に、この場所に私のおじいちゃんとおばあちゃんが家を建てました。
おじいちゃんもおばあちゃんも亡くなった今は、お父さんが引き継いでいます。

(写真4)今治では話題の紅月
今治では話題の紅月
今治の両親の家からゆっくり歩いて10分程度のところにあるお店「紅月」で、みんなでお昼を食べに行きました。
店内の雰囲気は落ち着いた、大人向けのお店で、今治では話題のお店のようです。
料理の内容は創作和食って感じでしょうか。
小さいですが、店内からきれいな庭の風景が楽しめます。

(写真5)紅月のランチプレート
紅月のランチプレート
上品な料理が出てきました。
木のプレートの上に直接料理が乗っているのが小さな驚きで、このお店の特徴のようです。
いろんなものが少しずつ楽しめ、普段のお昼の定食やファミレスのランチとは違って、たまにはいいですね。

(写真6)店内の食事風景
店内の食事風景
さっきのプレートランチの写真には入っていませんが、この写真手前のロールキャベツもランチセットのひとつです。
ロールキャベツはボリュームもあり、味もよし、で食べ応えあります。

(写真7)ランチに含まれたオレンジジュース
ランチに含まれたオレンジジュース
食後にはコーヒー、紅茶、オレンジジュースなどが付きます。
確か紅茶とアイスコーヒーは50円増しだったかな。
写真は娘が飲み終わったオレンジジュースですが、愛媛なので言うまでも無くポンジュースです。
ランチプレートは1人1500円くらいだったと思います。

(写真8)帰りの特急しおかぜ
帰りの特急しおかぜ
お昼ごはんの後は一度家まで戻り、荷造りなどして両親の家を出ました。
今治駅14:44発の特急しおかぜに乗って、松山駅まで36分。
その後は例によってバスで松山空港、飛行機で羽田空港、そして千葉県北部の自宅に戻りました。


一泊二日、片道5.5時間の旅。
足が悪い嫁さんにとって、人が多く階段が多い駅や空港で乗換えのために歩くのは、それだけでかなりの重労働。
また僕の田舎の両親の家に行くと言うことで、嫁さんはかなり気をつかったようです。
で、私はその嫁さんに気を使うわけで、精神的に非常に疲れた帰省でした。

お父さんは抗がん剤が効いていて、がん細胞は徐々に駆逐されているらしい。
しかし抗がん剤の副作用で疲れやすくなったり、涙が止まらなかったり、発心が出たり、髪も少し抜けたりと、やはり一筋縄では行かない状況。

でも入院せずにまだ自宅で自由に行動できる今のうちに、少しは親孝行しなきゃ。
って事で嫁さんと娘を連れて、遠路はるばる顔を見せに行ってきました。
お母さんによると、お父さんは喜んでくれたようです。

田舎の今治に来ています1

昨年の12月に引き続き、田舎の今治に来ています。
その時はお父さんが胃がんで倒れて慌てて僕1人で飛んで来たんだけど、今回は計画的に、嫁さんと娘も一緒に連れて来ました。

早起きして朝6時半の電車に乗って、羽田発8時半の飛行機で松山空港へ。
JR松山駅から特急しおかぜで今治に到着が11:59。

前回に引き続き、広島に住んでいる弟2の奥さんと子供も来てくれました。
弟2の娘は高校生、僕の娘は中学生。
めったに会うことができない、年齢の近いいとこ同士だから楽しみにしていたようです。

(写真1)フラカッソでティラミス
フラカッソでティラミス

みんなで落ち合って、まずはフラカッソ(ファミリーレストラン)でお昼ご飯。
僕は日替わりのハンバーグとポークソテーのセットで腹いっぱいになったんだけど、ついでにティラミスまで食べてしまった。

田舎のじいちゃん(僕のお父さん)の家に着いたら、娘同士は仲良く2人でお絵かき。
今の流行りなのか、少女マンガ風、あるいはアニメ風の絵を2人で上手に描くこと!!

描いた絵はおじいちゃんにプレゼントだけど、せっかくなので2人ブンの絵を複合機でスキャンして、うちの娘はSDメモリカードに保存しました。
使いこなせる中二の娘もすごいが、田舎のじいちゃんがパソコンとエプソンの複合機を持っていることも驚き。


(写真2)驚きのLED電球
驚きのLED電球

驚きと言えば、LED電球。
田舎のじいちゃんばあちゃんの家では既にLED電球を使っていて驚いた。階段の電球が切れて電気屋に買いに行き、たまたまで手に取ったのがLED電球だったらしい。
会計で3000円以上もするとわかってちょっとびっくりしたけど、もう引くに引けず買ったそうだ。

60W電球相当の明るさで消費電力7.5W、設計寿命4万時間。
寿命とは光束が当初の70%になるのを見込んだ設計段階での寿命とのこと。
1日10時間使ったとしたら、4000日。
つまり10年間は寿命にならないってことだね。
実際にLED電球を点けてみてまた驚いたけど、即明るくなるし、思ったよりも明るく、実用性十分って感じだった。

しかし値段はまだ高いよね。


晩ご飯はみんなで出前の寿司を食べて、しばらくして弟2の家族は車で広島に帰って行った。
僕と嫁さんと娘は今夜は今治に泊って、明日はまた飛行機に乗って家に帰ります。

田舎のじいちゃんは抗がん剤が効いて、今のところまだ自宅療養。
肝臓に転移したがん細胞も消えてきているらしく、もしかしたら胃がんの手術もできるかもしれない。
70歳の体力的な問題と、肝臓に転移しているがん細胞で、今のところは手術をしないで抗がん剤治療中です。

Windows 7のService Pack 1は今年の第4四半期にリリースか

Windows 7のService Pack 1は今年の第4四半期にリリースされるようです。


http://www.computerworld.jp/topics/win7/176369.html
・マイクロソフト、Windows 7 SP1を2010年第4四半期にリリースか : [特集]Windows 7 - Computerworld.jp


今回、このWindows 7 SP1のリリース時期はいつもに増して重要です。
2月19日の日記に書いたように、「Windows XPへのダウングレード権付きWindows 7」は期間限定で出荷されます。
この期間ですが、以下のどちらか早い方です。
・Windows 7リリース後18ヶ月が経過
・Windows 7 Service Pack 1のリリース

Windows 7は2009年10月に出荷されているので、18ヵ月後は2011年4月です。
だからSP1が2010年の第4四半期にリリースされると、その時点からは「Windows XPへのダウングレード権無しWindows 7」に切り替わってしまいます。
購入後90日以内にSAのみのボリュームライセンス契約をするなどでWindows XPへのダウングレード権を入手することもできますが、追加の費用が必要になります。
この辺は2月20日付の日記に書いていますので、参照してください。

追加費用と面倒な手続き無しにWindows XPへのダウングレード権を手に入れたいなら、早目のWindows 7搭載パソコン購入をお勧めします。

インテルが8コアの新CPUを今月中にリリースか

Nehalemの次はNehalem-EXです。


http://www.computerworld.jp/topics/mp/176249.html
・インテル、8コアの「Nehalem-EX」を今月リリースへ : CPUプラットフォーム - Computerworld.jp


現在のXeon 5500番台は、1CPUあたり4コアでハイパースレッディング。
2CPU搭載サーバであれば、8コア16スレッド。
次期版の2CPU搭載サーバであれば、16コア32スレッド。
3次キャッシュも24MBと大容量。

多数のユーザが同時にアクセスするDB用に、あるいはサーバ仮想化の基盤に。
高性能で好評のXeon 5500番台を超える、さらに高性能なCPUがリリースされるようです。

マイクロソフトOffice 2010は5月12日からVL提供開始

マイクロソフトOfficeの次期版、Office 2010は、5月12日からボリュームライセンスの提供が開始されるそうです。
Office、SharePoint、Visio、ProjectなどOfficeファミリも一斉に2010がリリースされるみたい。
一般向け発売は6月の予定との事。


http://enterprise.watch.impress.co.jp/docs/news/20100308_353468.html
・「Office 2010」法人向け製品を5月12日発売、一般向けは6月 - Enterprise Watch
http://www.computerworld.jp/topics/pcc/176169.html
・マイクロソフト、Office 2010の企業向け提供を5月12日に開始 : 企業クライアント戦略 - Computerworld.jp


私はまだOffice 2003です。
Office 2007はスキップしてしまったけど、そろそろ新しいバージョンを使ったもいいかな。

しかしComputerworldの記事によると、「ボリューム・ライセンス契約を結んでいる企業が最終製品をいつ入手できるかは、同社に問い合わせたものの、本稿執筆時点までに回答は得られていない。」と書かれている。
Office 2010のライセンスは5月12日から販売されるが、製品がいつから出荷されるかはまだ未定と言うことか?。

poolmon.exeでページプールの不足を調べる

これを見てやってみました。


http://blogs.technet.com/askcorejp/archive/2009/06/09/3252356.aspx
・Ask CORE : リソース不足について - 第 2 回


環境は
・Windows Server 2008 R2 Hyper-V上の仮想マシン
・ゲストOS Windows Server 2003 R2 SP2で調査
・仮想マシンに与えたメモリサイズ614MB
・ゲストOSにWindows Server 2003 R2のSupport Toolsをインストール済み

(写真1)Poolmon.exeの起動
Poolmon.exeの起動
Ask Coreの説明では単純にpoolmon.exeを起動して、Pキーを何度か押してNon Paged PoolとPaged Poolを切り替えるようになっています。
poolmon.exe起動時に-pを1つ付けるとNon Paged Poolが選択され、-p -pでPaged Poolが選択されます。
-bで各タグごとの使用メモリ(Bytes)の降順にソートされます。
-eで最下行に合計値が表示されます。

(写真2)poolmon.exe -p -p -b -eの結果
poolmon.exe -p -p -b -eの結果
タグ名MmStが一番大きく、Paged Poolを3106240バイト消費しています。
次にGcacが2802680バイト、その次にTtfdが2137384バイトを消費しています。
全タグのPaged Poolの消費メモリ合計は21786704バイト(20MB)です。

(写真3)findstr /m /l Gcac *.sysの結果
findstr /m /l Gcac *.sysの結果
試しにfindstrコマンドで「タグ:Gcac」がどのドライバに含まれるかを調べました。
最初に「%systemroot%\system32\drivers」フォルダ内を調べたが見つからない。
次に「%systemroot%\system32」でタグ:Gcacを含むドライバwin32k.sysがヒットした。

(写真4)win32k.sysの説明
win32k.sysの説明
win32k.sysの説明を見ると、このファイルがMicrosoft製であることがわかります。


パフォーマンスモニタで\Memory\Pool NonPaged Bytesや\Memory\Pool Paged Bytesが右肩上がりで増え続けているなら、この方法でメモリリークを起こしている疑いのあるドライバを特定できそうです。

メモリリークではなく、恒常的にPool NonPaged BytesやPool Paged Bytesが限界値に達するような場合は難しそうです。
多くメモリを消費していることは問題ではなく、正しい動作かもしれないからです。
OS標準のドライバであれば最新サービスパックやWindows Updateで最新化してみる。
その他のドライバであれば該当製品のアップデートが出ていないかを調べてみるくらいしか思いつきません。
だめならいくつかの製品をアンインストールするかサービスを無効化するなどして様子を見て、その製品を利用しない場合の不便な点と、利用した場合の利点を天秤にかけて、どうするかを検討するくらいしか無いでしょう。

実はとあるサーバで恒常的に\Memory\Pool Paged Bytesが32ビットWindows Server 2003の限界値にほぼ貼り付いており、さまざまな不安定な現象が発生しいている問題を抱えています。
リークやスパイクではなく、常時Paged Poolが枯渇していると言う解決が難しそうな問題です。
解決の糸口になるかどうかわかりませんが、この方法でドライバの消費するPaged Poolを調べようとしているところです。


それから代表的なタグ名についてはfindstrコマンドで調べなくても、このThe troubleshooters and problem solvers...のブログに掲載されています。

その他の参考になるページ


http://support.microsoft.com/kb/298102/ja
・サードパーティ製のドライバによって使用されているプール タグの検索方法
http://support.microsoft.com/kb/822219/ja
・ファイル サーバー上のファイルの操作時に、ファイル サーバーのパフォーマンスが低下し遅延が発生する
http://support.microsoft.com/kb/177415/ja
・Memory Pool Monitor (Poolmon.exe) を使用してカーネル モードのメモリ リークのトラブルシューティングを行う方法
http://blogs.technet.com/yongrhee/archive/2009/06/24/pool-tag-list.aspx
・The troubleshooters and problem solvers... : Pool tag list

Tech Fieldersセミナー「【AD 10 周年記念】Active Directory 次の一手」に行ってきました

2月27日のActive Directory 10周年記念Tech Fieldersの集いは異例づくめのお祭り的なイベント感が満載だった。
昨日3月5日(金)はまた通常のTech Fieldersセミナーに戻った。

昨日のテーマは「Active Directory 次の一手」。
今までのドメインによるログオン認証だけではなく、Active Directoryファミリの他のサービスの活用方法の紹介がテーマです。
講師はマイクロソフトエバンジェリストの田辺さんと安納さんです。

セミナーの構成
1.ID管理の全体像 (田辺さん)
2.AD RMS によるアクセス権限管理 (田辺さん)
3.ADFS 2.0 によるクラウドからの AD 認証 (安納さん)
4.FIM 2010 による ID 連携 (安納さん)
5.Active Directory プロダクトマネージャーからのお知らせ
6.ライトニングトーク
7.懇親会 “Happy Hour”

(写真1)Tech Fielders セミナー [【AD 10 周年記念】Active Directory 次の一手]のテキスト
Tech Fielders セミナー  [【AD 10 周年記念】Active Directory 次の一手]のテキスト


■第1部:ID管理の全体像

各種アプリケーションを利用するため、ログオン認証やそのユーザの役割・や権限の承認など、ID管理は非常に重要でる事を再認識。
[認証]本人であることを確認する。ID/パスワードなど。
[承認]リソースにアクセスする権限を指定。ACLなど。

マイクロソフト製品によるID管理をこのように分類している。
[ID統合]Active Directory
[ID連携]Active Directory フェデレーションサービス
[ID分散]Forefront Identity Manager


■第2部:AD RMS によるアクセス権限管理

Windows Server 2008以降では、Active Directoryを5つのサービスの整理している。
[AD DS]Active Directory ドメインサービス
[AD CS]Active Directory 証明書サービス
[AD FS]Active Directory フェデレーションサービス
[AD LDS]Active Directory ライトウェイトディレクトリサービス
[AD RMS]Active Directory ライツマネジメントサービス

これ、よく知っています。と言うか、使っています。
うちの会社グループでは、かなり大規模にこの仕組みを利用しています。
一般のディスク暗号化、ファイル暗号化の仕組みでは、正当な権限を持った人は暗号を解除することができるため、例えばメールに添付して間違った相手に送ったり、あるいはP2Pソフトなどでデータ流出すると、すべて読み取られてしまいます。

RMSの機能を具体的に実装したのがMicrosoft OfficeのIRMです。(Information Rights Management)
Office文書ファイルにActive Directoryのユーザやユーザグループごとに閲覧や編集、印刷などの可否を埋め込むことができます。
そのため基本的には会社のネットワーク内でActive Directoryにより認証されている状態でしか読み取ることができません。

万が一Office文書ファイルが流出しても、ファイルを読み取ることさえできないのです。
この仕組みをうちの会社グループではものすごい人数で運用しています。
不便なことは
・権限を確認してファイルを開くのに少し時間がかかる
・文書ファイルを流用するときに自分に権限がなくて困ることがある
・お客さんなど取引先にファイルを送るときに復号し忘れて「読み取れないよ」となることがある

しかし万が一ファイルが流出しても読み取られない安心感は、他のファイル暗号化製品とはまったく違う安心感があります。
これ、ほんとお勧めです。


■第3部:ADFS 2.0によるクラウドからのAD認証

組織・会社などを超えて、ユーザを認証することがある。
取引先の受発注、提携している旅行代理店、ASPで利用しているアプリケーション。
今まではそれぞれのアプリケーションごとにIDとパスワードを登録しているけど、管理が大変な上に利用者もとても面倒。

それを例えば自社内のActive Directoryで認証されたら、自社内での認証情報に基づいて他社のアプリケーションに自動でログインできるようになるととても便利。
それを実現する仕組みがフェデレーション。

マイクロソフトでフェデレーションを提供する仕組みがAD FS。
Windows Server 2003 R2ではOS標準機能としてADFS 1.0が搭載された。
その後はOSとは切り離されてADFS単独で提供されるようになり、現在はその最初のバージョンであるAD FS 2.0が開発中。

A社の従業員はActive Directoryでログオン認証されている。
B社はA社に対してASP形式でアプリケーションを提供している。
この場合A社がアイデンティティプロバイダ、B社がリライングパーティとなる。

アイデンティティプロバイダ
[IDストア]Active Directory
[STS]ADFS 2.0
STS:Security Token Service

リライングパーティ
[STS]ADFS 2.0
[APP]アプリケーション

この場合B社のSTSがA社のSTSを信頼する、
B社のSTSはA社のSTSからA社従業員の情報を取得し、その情報に基づいてB社が提供するアプリケーションでの役割や権限を確認する。

[クレーム]アプリケーションが必要とする個人の付帯情報。所属、役職、年齢など。
[セキュリティトークン]STS間でやり取りする、パッケージ化されたクレーム。
セキュリティトークンには発行元の署名が含まれており、これによって受け取り側がそのクレームを信頼する。


■第4部:FIM 2010 による ID 連携

Forefront Identity Manager 2010の前バージョンはIdentity Lifecycle Manager 2007。
各種アプリケーションやデータベース間でアカウント情報を同期します。
それだけではなく、新規アカウントの登録の申請や承認のワークフロー機能が搭載されている。

それからかなり便利そうなのがパスワードのセルフリセット機能。
パスワード忘れに備えて事前に秘密の質問を登録しておく。
Windowsログオン前の画面に「パスワードのリセット」のリンクが表示される。
指定した数の秘密の質問に正しく回答すると、自分で新パスワードを設定し直すことができる。
事前に登録する秘密の質問の数や、パスワード忘れ時に回答する秘密の質問の数も事前に指定が可能。

大企業で従業員が数千人、数万人規模になると、ヘルプデスク部門へのパスワード依頼だけでもかなりの量になってしまう。
管理者には非常にありがたい機能だ。

ワークフローとパスワードリセットだけでも運用コストがかなり削減できそう。
それからセミナーでも強調されていたけど、ID管理が正しくできていないとフェデレーションで他の企業から信頼されなくなることが考えられる。
辞めた人、休職中、所属や権限が変わった。
これらのことがタイムリに正しく反映されなければ他の会社との相互運用は確かに難しい。


そうそう。
懇親会Happy Hourでは2月27日に続いてActive Directory 10周年記念特製ケーキが出てきた。
今回は中のスポンジ部分がチョコレート。
おいしくてまた食べてしまった。

ライトニングトークに最年少20歳で登場した若手くんの面白い話も聞けたし。
正常な最後のドメインコントローラをdcpromo /forceremovalで強制降格してしまったとは!!
利用者数が極少とは言え、会社で使っているActive Directoryだからねえ。
そのときの驚愕と焦りはすごかったろうね。


毎度のことですが、Tech Fieldersセミナーは新製品・新技術について知ることができるだけではなく、現場の技術者・管理者の生の声を聞くことができる本当に貴重な機会。
エバンジェリストの皆さんの熱意も伝わってきて、非常に刺激になります。

買ってしまいました、「標準テキストWindows Server 2008 R2 構築・運用・管理パーフェクトガイド」

ついに買ってしまいました。
この「標準テキストWindows Server 2008 R2 構築・運用・管理パーフェクトガイド」。
本も厚ければタイトルも長い。なんと740ページ、4200円の大作。

(写真1)標準テキストWindows Server 2008 R2 構築・運用・管理パーフェクトガイド
標準テキストWindows Server 2008 R2 構築・運用・管理パーフェクトガイド

(写真2)本の帯の幅がまた広い
本の帯の幅がまた広い

1.Windows Server 2008 R2の概要と導入
 Windows Server 2008 R2の概要と導入計画
 Windows Server 2008 R2の導入
2.Windows Server 2008 R2の基本計画
 ディスクとファイルシステムの管理
 ローカルユーザーとグループの管理
3.Active Directoryの構築
 Active Directoryの概要
 Active Directoryの構築手順
 Active Directoryの削除
4.Active Directoryの管理
 サイトの構築と管理
 RODCの構築と管理
 OUの作成と管理
 アカウントの管理
 グループポリシーの管理
 ユーザーの環境の管理
 Active Directoryの高度な管理
 Active Directoryの保守
 Active Directoryのマイグレーション
5.各種サーバーサービスの構築と管理
 WSUSサーバーの構築と管理
 DNSサーバーの構築と管理
 WINSサーバーの構築と管理
 DHCPサーバーの構築と管理
 ファイルサーバーの構築と管理
 プリントサーバーの構築と管理
 Webサーバーの構築と管理
 Server Coreの利用
 Hyper-Vによるサーバーの仮想化
 NAPの構築と管理
6.セキュリティ管理と障害復旧
 パフォーマンス監視
 セキュリティ管理
 バックアップとリストア
 障害復旧

最近まったく勉強していないので、これで気合を入れて勉強するつもりです。
が、この厚さ。ちゃんと最後まで読めるかどうか心配です。

Tech Fielders の集い 特別編 - おかげさまで Active Directory 10 周年 (その2)

その1では主にパネルディスカッションと懇親会の風景を写真で紹介しました。
で、肝心のセミナーの内容です。

今回はActive Directory 10周年特別企画と言うことで、複数のテーマを少しずつ進めたため、多岐に渡った上に、各セッションは濃い内容でした。
メモしきれないし、私には難しい内容も多く、なかなか理解できません。

それぞれのセッションで出てきたキーワードだけ並べて起きます。
私自身が忘れないようにするためのメモです。

セミナーの内容はいくつかのセッションに分かれて進められました。
■Active Directory 10年の歩み
■Active Directory 提案のツボ
■Active Directory よくある質問
■Active Directory トラブル解決のツボ
■Active Directory パネルディスカッション
■Active Directory プロダクトマネージャからのご案内
■懇親会 “Happy Hour”


■Active Directory 10年の歩み
マイクロソフトのコンサルタント、待鳥さんと柿沼さんのセッションです。
私は遅れて出席したためあまり詳しくは聞き取れませんでしたが、こんなのが話題に出たようです。
・Active Directoryのサイジング
・ExcelでADのユーザ管理、関数+VBA
・PCNSによるパスワード変更の通知、パスワードを平文で取り出す
・IPsecによる見えないサーバ

参考になりそうなWebページ


Active Directoryのサイジング
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc985302.aspx
・Active Directory 東北電力株式会社 運用事例
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=77c0a895-3dfc-469f-be40-6a0ee594821c&displaylang=en
・Download details: Active Directory Sizer

PCNS
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=C0964F2E-FA9F-4FC7-AC13-C43928EFEE9D&displaylang=en
・Download details: Microsoft Password Change Notification Service

IPsecを使ったサーバの分離
http://www.microsoft.com/japan/showcase/citysapporo2.mspx
・マイクロソフト導入事例 : 札幌市役所



■Active Directory 提案のツボ
マイクロソフトのテクノロジースペシャリスト山崎さんのセッションです。
山崎さんは「Windows Server 使い倒し塾」を書いているそうです。
プリセールスを担当する方らしく、過去のActive Directory資料、現在の提案資料、そして今後の提案がテーマです。

9年前の提案資料もプロジェクターでスクリーンに表示されましたが、内容はともかくPowerPointの絵がシンプル、と言うか寂しいくらいなのが印象的。
今の提案資料は絵がかわいく、きれいで華やか、表現力に年月の差を感じます。
私もお客様への提案活動を行うことが多く、お客さんに見てもらう、見る気になる提案資料を心がけていますが、マイクロソフトの資料は訴求力があり非常に参考になります。

今後の話ですが、今回のセミナー全体を通して何度も出てきたキーワード「ADFS」(最新はAD FS 2.0)です。

NTドメイン時代、Active Directory誕生初期は企業の部門ごとのログオン認証とアクセス権管理、Windows Server 2003時代になって企業や企業グループ全体での認証基盤となった。
これからはワールドワイドな関係会社、あるいは取引関係にある他社と共通の、またはWindows Azureなどに代表されるクラウド環境での認証基盤としてADFSが大注目のようです。

Windows Server 2003 R2からADFSが搭載されていることは認識しているが、少なくとも私が担当するお客さんでは取引先企業と共通のユーザ情報利用を望む声はなく、まだまだ先の話と思っていました。
しかしActive DirectoryがNATやファイアウォールを超えることが非常に困難であることから、取引先企業だけでなくワールドワイドな企業グループ内でも利用が進むかも知れませんね。
実際に私たちのお客さんでも海外の企業による資本参加、買収、合併などもあるみたいだし。

またADFS単体ではなく、マイクロソフトのID管理製品を利用するとさらに機能が広がり、運用性が良くなるようです。

参考になりそうなWebページ


http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/insiderseye/20051103r2/r2_01.html
・Windows Server 2003 R2で強化する最新ID管理 - @IT
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/magazine/ee335705.aspx
・ID ソリューションで Active Directory フェデレーション サービス 2.0 を使用する
http://technet.microsoft.com/ja-jp/ilm/default.aspx
・Forefront Identity Manager 2010 (FIM/ILM) | TechNet




ID管理製品はバージョンごとに名称を変えているとの事で、ややこしいです。
MIIS 2003 → ILM 2007 → FIM 2010

Forefront Identity Manager 2010 (FIM)
Identity Lifecycle Manager 2007 (ILM)
Microsoft Identity Integration Server 2003 (MIIS)

Windows Serverプリセールスエンジニアチームのブログにも当日の資料が掲載されています。


http://blogs.technet.com/windowsserverjp/archive/2010/02/27/3315768.aspx
・Windows Server 使い倒し塾 : Active Directory が 10 周年を迎えました!



■Active Directory よくある質問
Active Directoryサポートエンジニアの北川さんのセッションです。
私自身では非常に興味がある内容でした。

クライアントPCにグループポリシーが適用されない場合を例にして、そのトラブルシューティングのお話です。
・まずはいつもの名前解決、ドメインコントローラへのping
DNSによる名前解決はいつも最重要で最初に確認する必要がありますね。
またpingレベルで通信できるかどうかも確認しておきます。
・次にSYSVOLへの共有が正常かどうか
グループポリシーの設定はSYSVOL内のgpt.iniファイルに記載されている。
クライアントはそれをローカルにコピーするためにSYSVOLの共有にアクセスできるか確認。
・その次にクライアント側でのポリシー適用
gpt.iniに書かれているバージョン情報が正しく更新されているか。
低速リンクだと判断されてポリシーが適用されないとか。

そのほかにWindows Server内のログなどを一気に採取するツールとしてMPS Reportsが紹介されました。
私もコンピュータメーカーのサポート経由でマイクロソフトに問い合わせるとき、何度かMPS Reportsを実行したことがあります。

また障害によるActive Directoryの復旧ですが、マイクロソフトでは以下の2通りの方法のみをサポートしています。
・ディレクトリサービス復元モードで起動してシステム状態をリストア
・ドメインコントローラを降格し、再度ドメインコントローラに昇格

システム状態をリストアしても他のドメインコントローラとの整合性が取れないことが予想されるため、私自身はドメインコントローラの再昇格しかやったことはありません。
しかしこの方法では削除したオブジェクトは復元できませんが。
特にサードパーティ製のイメージバックアップソフトや、仮想マシン丸ごとバックアップなどからのドメインコントローラのリストアはマイクロソフトからはサポートされない方法なので注意が必要です。

参考になりそうなWebページ


http://support.microsoft.com/kb/830676/ja
・Windows Server 2003 でグループ ポリシー処理がイベント 1058 および 1030 で失敗する
http://support.microsoft.com/kb/818742/ja
・Microsoft Configuration Capture ユーティリティ (MPS_REPORTS) の概要
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=CEBF3C7C-7CA5-408F-88B7-F9C79B7306C0&displaylang=en
・Download details: Microsoft Product Support Reports
http://support.microsoft.com/kb/888794/ja
・仮想ホスト環境で Active Directory ドメイン コントローラをホストする場合の考慮事項
http://support.microsoft.com/kb/216498/ja
・ドメイン コントローラの降格に失敗した後、Active Directory のデータを削除する方法




Active Directoryサポートチームブログにも、後日資料が掲載されるそうです。


http://blogs.technet.com/jpntsblog/
・Ask the Network & AD Support Team



■Active Directory トラブル解決のツボ
ADSI/FIMサポートエンジニアの渡部さんのセッションです。
ADSI / ILM / WMIなどのサポートをしているチームです。
なんと言っても「管理者は見た!」のブログの書き方が非常に面白く、またブログの写真も楽しそうで、ILM一家の皆さんを生で見れるのは新鮮な驚きでした。

トラブルシュートの例題として出た「ADSIで大量のユーザ登録をするとTCPポートを消費が枯渇する」ですが、私は今まで考えたこともありませんでした。
数千人程度のユーザ一括登録なら私の担当するお客さんならごく普通にありえることで、要注意です。
ちょっとしたユーザ登録なら、最近はdsadd userコマンドの方が多いですけど。

問題が発生したときの原因切り分けとして、これらに応じて考えるのは参考になります。
・コーディング依存
・構成依存
・再現性や頻度

特にコーディング依存ですが、他のOS標準コマンドやSupport Toolsに含まれるツールなどで同様の処理を行って結果を比較するのは重要ですね。
VBSでコーディングした処理結果に問題があるなら、dsadd userやCSVDEでユーザ登録して結果を比較するなどは有効でしょう。

参考になりそうなWebページ


http://blogs.technet.com/jpilmblg/archive/2009/03/27/adsi-troubleshooting.aspx
・管理者は見た!~AD と ILM 一家の秘密~ : [ADSI TroubleShooting] : 大量のユーザ登録処理とかを一気に行うとポート枯渇が起きる



当日の内容や資料がILM一家のブログに掲載されています。


http://blogs.technet.com/jpilmblg/archive/2010/02/28/tech-fielders-active-directory-10-ver0-1.aspx
・管理者は見た!~AD と ILM 一家の秘密~ : [閑話休題] “Tech Fielders の集い 特別編 - おかげさまで Active Directory 10 周年” に参加しました!ver 1.0 (1)
http://blogs.technet.com/jpilmblg/archive/2010/02/28/info-tech-fielders-active-directory-10-2-adsi-ver-1-0.aspx
・管理者は見た!~AD と ILM 一家の秘密~ : [Info] “Tech Fielders の集い 特別編 おかげさまで Active Directory 10 周年” (2) ADSI チームセッション内容 Ver 1.0
文字列



このチームは仲が良さそうでいいですね。
特にブログを書かれているういこさんは面白い。


■Active Directory パネルディスカッション
パネラーは横山哲也さん/小鮒通成さん/国井傑さん/吉田薫氏/竹島友理さんの計5人。
各種講演、Web上のメディアに記事を書いたり、本を書いたり、技術者教育をしたり、などなどで有名な方々です。

Active Directoryの今までとこれからでディスカッションをされました。
皆さんキャリアが長く、特に横山さんはWindows 2000 Serverがベータ版(NT 5.0と呼ばれたころ)に英語のMCP試験を受験したとか、10日間で6つのMCP試験に合格したとか、本当に私なんか穴があったら入りたいような話を聞きました。
当然ですが皆さん死ぬほど勉強して努力していることが感じられますし、このような方々が通常の技術者や一般のサーバ管理者を支えていると痛感しました。

小鮒さんはチャブーンのハンドル名で@ITの会議室やTechNet内のフォーラムなどで、迷える人たちに多くの回答を書かれています。
吉田薫さんは某社で教育をされています。私も少なくとも1度は講習を受講したことがあります。

多く出たキーワードとしては
・10年間も大きく変わることの無いActive Directoryの基本設計が良い
・これから注目されるのはAD FS 2.0、PowerShell


■Active Directory プロダクトマネージャからのご案内
Active Directoryプロダクトマネージャーの岡本さんのセッションです。

ディレクトリサービスの導入率、その中でActive Directoryの導入率など、マーケティング面での製品説明です。
私が担当するお客さんの場合はNT4.0のころからWindowsドメインをずっと利用しているお客さんもあれば、Active Directoryはもちろん他のディレクトリサービスも利用していないところまで千差万別です。

しかし大企業では独自アプリケーションでLDAPを利用していたり、あるいはパッケージソフト指定のLDAPを使用していたりするため、Active Directoryを含めて複数のディレクトリサービスを利用しているお客さんもあります。

となるとID管理・ID統合ですね。
と思ったら6月26日に「Active Directory ID管理ガイド」が出版されるそうです。


■懇親会 “Happy Hour”
そしてお待ちかねのハッピーアワーです。
今日はいつもよりかなり豪華な感じでした。
なんと言ってもActive Directory 10周年記念特製ケーキはすごかった!!
高添さんがこのケーキを運んできたとき、場内からは大きな歓声が沸きあがりました。
みんなでケーキの写真を撮ったり、横山哲也さんと竹島友理さんお二人のケーキ入刀式をやったりと盛り上がりました。

最後に安納さんを中心にみんなで記念撮影。
当日の様子や記念写真はここに掲載されています。


http://blogs.technet.com/junichia/archive/2010/03/01/3315902.aspx
・フィールドSEあがりの安納です : TFの集い 特別編「ありがとう Active Directory 10周年」



一つ前の日記にも書きましたが、安納さんをはじめ、マイクロソフト関係者の皆さん、またパネラーとして参加していただいた皆さん、お疲れ様でした。
とても貴重で楽しいひと時をありがとうございました。

Tech Fielders の集い 特別編 - おかげさまで Active Directory 10 周年 (その1)

2月27日(土)に新宿のマイクロソフト本社で行われた「Tech Fielders の集い 特別編 - おかげさまで Active Directory 10 周年」に参加してきました。
マイクロソフトのTech Fieldersセミナーには何度か参加したことがあるけど、毎回趣向を凝らし、参加者を飽きさせず、またエバンジェリストの皆さんの人柄がにじみ出る、他のセミナーとはまったく違うとても面白いセミナーです。

その上今回はActive Directory 10周年記念イベントであり、Twitter上でも大いに話題になっており、私自身もとても楽しみにしていました。

セミナーの内容はいくつかのセッションに分かれて進められました。
■Active Directory 10年の歩み
■Active Directory 提案のツボ
■Active Directory よくある質問
■Active Directory トラブル解決のツボ
■Active Directory パネルディスカッション
■Active Directory プロダクトマネージャからのご案内
■懇親会 “Happy Hour”

セミナーの内容はこのひとつ次の日記に書いています。
ここではパネルディスカッション、懇親会の風景、そしていただいたノベルティグッズを写真で紹介します。

(写真1)パネルディスカッションの開始
パネルディスカッションの開始
2010/2/27 16:26 業界の著名人が壇上に並び、Active Directoryのこれまでとこれからについて語る。
豪華メンバーです。

(写真2)Active Directoryについて語る横山哲也さん
Active Directoryについて語る横山哲也さん
2010/2/27 16:46 マイクロソフトAD10周年記念イベント。グローバルナレッジの横山哲也さんをはじめ、業界で有名な方々のパネルディスカッション風景です。

(写真3)懇親会"Happy Hour"の目玉となったActive Directory 10周年記念特製ケーキ
懇親会
2010/2/27 17:32 Active Directory 10th Microsoft Tech Fieldersと書かれた特大のケーキです。

(写真4)参加者皆さんは特製ケーキで大いに盛り上がる
参加者皆さんは特製ケーキで大いに盛り上がる
2010/2/27 17:33 私も含めてケーキの写真撮影で大忙しです。

(写真5)まだまだ続くケーキの撮影
まだまだ続くケーキの撮影
2010/2/27 17:34 特製ケーキを撮影する人、その風景を撮影する人。

(写真6)Active Directory 10周年ケーキの入刀です
Active Directory 10周年ケーキの入刀です
2010/2/27 17:41 グローバルナレッジの横山哲也さんと、翔泳社のMCP対策赤本の著者で有名な竹島友里さんの2人でケーキ入刀です。

(写真7)私もケーキをいただきました
私もケーキをいただきました
2010/2/27 17:48 結構大きめに切ったケーキをいただきました。おいしかった。

(写真8)今回はなんとActive Directoryの本をいただきました
今回はなんとActive Directoryの本をいただきました
じゃんけん大会ではなく、参加者全員にこの本を配る太っ腹ぶり。
実は私もこの本は出版された当時に自腹で1冊買っていますが、今回はActive Directory 10周年記念帯付きの本です。
私のようにActive Directory初級者にもわかりやすくてお勧めの本です。

(写真9)これも参加者に配られたActive Directory 10周年記念コイン
これも参加者に配られたActive Directory 10周年記念コイン
表にはActive Directory 10th、裏にはMicrosoft TECH FIELDERSと刻印されている貴重なコイン。


今までのTech Fieldersセミナーでも毎回感心しているのですが、今回はActive Directory 10周年記念と言うことで、かつてない壮大なスケール、豪華メンバ、参加者の気合と期待も十分で、これほど楽しめたのは初めてです。
エバンジェリストの仕事上、マイクロソフト製品の販売店やSIer、ユーザ企業のサーバ管理者、あるいは雑誌などのメディアなどに対してセミナーや発表会を行うことは多いと思います。
しかし今回は仕事の域をはるかに超えたイベントの企画と運営であり、また中心となった安納さんの熱意と努力のおかげで参加者も楽しめ、大いに盛り上がることができました。
安納さんをはじめマイクロソフトの関係者の皆さん、お疲れ様でした。


今回は土曜日の開催だし、セミナー中もTwitterで実況中継大歓迎だったり、雑誌記者の人が来ていたり、一般の参加者も写真撮影可だったり異例ずくめでした。
さらにエバンジェリストだけでなく、マイクロソフトのコンサルタント、テクノロジースペシャリスト、サポートエンジニアなど普段お会いすることがない人たちのお話が直接聞けたり、業界で著名な方々のパネルディスカッションを聞くことができたり、とても有意義でした。

私たちSIerはソフトベンダと距離を感じることが多いのですが、このTech Fieldersセミナーと、最近はTwitterによって、その距離感をぐっと縮め、マイクロソフトを身近に感じるようになりました。


3月5日の次のTech Fieldersセミナー「Active Directory 次の一手」にも参加しますので、またよろしくお願いします。

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norimaki2000

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ニューヨーク・マンハッタン(タイムズスクェア)180×135

千葉県在住で東京都内に勤務。
SIerに勤務するSEです。
SE歴30年超えました。
WindowsサーバーとVMware vSphereを中心としたサーバーインフラの提案・構築・保守を中心にやってます。
昔々はオフコンで販売管理などのアプリケーション開発したり、ファミリーレストランの無線オーダリングやPOS、キッチンプリンタの全国展開していたころもありました。

主な取り扱い製品は
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・VMware vSphere
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最近はほとんど使う事が無いですが
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10年ぶりくらいにこのプロフィール欄を更新してみました。(2023/04/08)

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(最近はイーロンマスクによって少々迷走していますが)

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